テキストダミー
就学までのSTEP
FLATでは、まずお子様のこれまでのアセスメントを行うため、聞き取りとお子様の姿を観ることから始めます。
なぜなら、発達は胎児期からはじまっているのです。
聞き取りを行い、今の姿からひとり一人の育ちの中で「飛ばしてきているところ」を見つけ、援助につなげます。
例えば、ハイハイを飛ばしている場合…
首が育ちきれず、中枢神経の発達が未熟なので首の発達に働きかけます。
STEP1
〜育ちの始まりは、安心と心地よい気持ちから〜
入所後はまず、おとなとお子様の信頼関係を作るため、おもいきり、楽しくあそびます。
その中で、視線での訴えを見逃さず気持の受容をすることで、FLATが安心して通所できる環境を整えます。
STEP2
〜信頼関係〜
信頼関係が出来ると安心感の中で、「やってみたい」気持ちが大きくなります。
この段階では、こどもの気持ちを大切にしながら、リズムやロールマットを取り入れ、
全身のバランスを整え、自信満々の姿へと向かいます。
なぜ身体の軸やバランスが大事なの?
左右のバランスが悪いと、どちらかに身体が傾いてしまいます。
人は脊椎動物ですから背骨がとっても大切。
身体が傾くと中枢神経のはたらきが悪くなり、自律神経が乱れ、交感神経が優位に働くため、
常に興奮状態であったり、落ち着かなかったり、集中力が低下します。
STEP3
〜小さな社会性〜
自分が主体となる活動をとことんやりきったこどもたちは、やがて自分以外の人に対し興味を持ち始めます。
小さな社会性の始まりです。
しかし、保育園や幼稚園の大きな集団の中では、その力を発揮するのは難しいため、
FLATの小さな集団から一歩ずつ、社会性を身につけることで大きい集団へとつながります。
STEP4
〜就学準備〜
STEP3まで身体のバランスや、自分の好きなあそびをやりきることを中心に行ってきました。
就学前の年長さんには好きな活動だけでなく、ここまでに育った心と体で、
少しずつその子にあった課題の時間を設け、椅子に座って課題に取り組む時間を設定し、
話を聞く姿勢や場面、就学時に必要な力を身につけていきます。